障害年金ってなんですか
他に何か補助してくれるものはないかと調べてもなかなか見つからず、最後に辿り着いたのが障害年金制度です。
障害年金とは、病気やケガの身体障害と精神障害によって生活や仕事に制限されるようになった場合に、条件を満たしていれば受け取られる年金です。
ここでいう制限とは、簡単にいうと働けなくなったり動けるけど車いすが必要で行動に制限されるという意味です。
それで障害年金には、障害基礎年金と障害厚生年金があり、国民年金に加入している人は障害基礎年金、厚生年金に加入している人は障害厚生年金が請求できます。
例えば、初診日は厚生年金に加入していて障害認定日には国民年金に加入しているというケースがあると思いますが、この場合は障害厚生年金を請求する事ができます。
障害認定日とは、初診から症状が継続して1年6カ月を過ぎた日をいいまして、症状が継続している必要があります。簡単にいうとその日まで症状が治ったなら障害年金を請求出来ないという事ですね。
障害年金には障害の程度により、障害基礎年金には1級と2級があり、障害厚生年金には1級と2級に加えて3級があります。この辺が先にも触れましたが、貰える貰えないが発生して不平等な所なんですよね。
というのも障害厚生年金の3級に該当するケースが多いようで国民年金だったために貰えないようなんです。それだけの違いでこうも待遇が違うのは是正して貰いたいものですね。
さて、今回はこの辺で。せばね~。
*日本年金機構 障害年金ガイド令和5年度版 参照